収納用のキャスター付き木箱を増設した話
以前作成したウォールシェルフにぴったりサイズの積み上げ木箱をキャスターを付けて引き出しやすくした。
ウォールシェルフ
木箱の作成
材料
木箱
いつもの通り、IPC DIY lab.で木箱を購入。
キバコ 商品一覧ページ | IPC DIY Lab.(DIYラボ)
キャスター
Amazonで30mmの車輪のものまとめ買いしたが、今回のキャスターは木箱の裏蓋の突起に引っかかるものだった。
もっと小さいものを選んだほうが良かった。
取り付け
側面の板に対して、下穴を開けてからネジを締める。
内側の取り付け穴はネジが板を貫いてしまうので、特に取り付けずに使用している。
4つ取り付けて完成。
完成
ぴったり
キースイッチをホットスワップできて、ProMicroも交換できるNyquistを組み立てた話
先日、キースイッチをホットスワップできるNyquistを組み立てた話を書いた。
hidekingerz.hatenablog.com
今回はこれに加えて、ProMicroをはんだ付けせずに交換できるようにした。写真は完成した2セット分のNyquist。
ビルドログ
Nyquistなので、下記の公式を参照のこと。
Nyquist · Keebio Documentation
主要コンポーネント
Mill-Maxソケット
キースイッチが60個あるので120個必要だった。Let's Splitのほうがエコではある。写真のように、スイッチプレートに嵌めたスイッチにソケットを指す。
その後、PCBにはめ込み、ソケットをはんだ付けすれば良い。
なお、ハンダを盛りすぎてソケットの中に入れないように注意すること。
ProMicro
スプリングピンヘッダ
スプリングピンヘッダはここで購入することができる。
yushakobo.jp
ProMicro側は綺麗にハマりある程度抜けない状態にはできるが、NyquistのPCB側のスルーホールは経が大きく、スカスカだったのではんだ付けして固定した。
保持力
肝心の保持力だが、PCBやProMicroにはんだ付けしているわけでは無いので、がっちりと保持しない。むしろProMicroのコネクタにケーブルを指しただけで外れてしまうレベル。 保持力の強さで言えば、Let's Splitに取り付けたHoltiteのほうが保持力が強かった。
しょうがないので、底板を取り付ける際にゴム足がProMicroを支えるように貼り付けたらちょうどいい感じだったので、当面これで行くことにした。
ProMicroとケースの底板の干渉対策
Mill-Maxソケットを実装すると、基板から少し飛び出るのでNyquistのケース付属のスペーサーでは干渉してしまう。
このため、11mmのスペーサーを別途購入し取り付ければ良い。手持ちになかったので、標準でついてきたスペーサーに更にスペーサーを追加している。
総括
Nyquistは格子型配列のキーボードとしてはサイズや形的に一番気に入っている。
Let's Splitも小さくて気に入っているのだけれど、パスワードを入力をする際にどうしても数字や記号が打ちづらく感じていたので、Nyquistがちょうど良さそう。
オープンソースではないので、ケースがサンドイッチタイプのものしか無いのが難点かもしれない。
なお、親指をうまく使うという観点で言えば、Helixが良さそうなのだけれど、Ergodox-hsもあるし使い分けていけば良いのかなという気がしている。しばらくは両方使ってみて格子型配列じゃなければどうしてもだめという感覚になったら、Helixを買おうかな。
キースイッチをホットスワップできるNyquistを組み立てた話
haru-akeさんからCherryMX軸であれば、Mil-Maxから出ているソケットでHoltiteの代わりにできると聞いたので、Nyquistのキースイッチをホットスワップできるようにした。
もう少し早めにできると思っていたのだけど、仕事が繁忙期になったためあまり進まず。。。
結局1ヶ月かかって、キースイッチがホットスワップできるNyquistを作った。
なお、Nyquistは2set用意しており、それぞれ異なるProMicroのモゲ対策を採用する。
今回作成したものはグルーガンで固定する形にしている。次回はHelixで採用されているスプリングピンヘッダを利用して、Nyquistに組み込んでみる事にした。
結果として問題なく作れたので、ナレッジを以下に残す。
ビルドログ
Nyquist · Keebio Documentation
Mill-Maxソケット
Nyquistの場合、キースイッチが60個あるため、ソケット自体は120個必要。
Holtiteの場合は、PCBソケットに圧着して実装したが、このソケットはPCBにはんだ付けして利用する。このソケットを利用する最大の利点は以下の2点。
- CherryMXのスイッチであれば利用可能
- PCBのスルーホールの径を変更する必要が無い
- 1個あたりのソケットの価格がHoltiteソケットと比べて10円安い
完璧なように見えるが、コントローラーまではホットスワップ対応はできないので、ProMicroのもげる問題に対しては別途対策が必要である。
なお、余談にはなるが通常のErgodoxのPCBでもこのソケットは利用できた。
ProMicroのモゲ対策
方法としては大まかに3種類ある。今回採用したのは2番目。次回は3番目を採用する。
- 基版に対して素直にはんだで実装し、コネクタ部分をグルーガンで固定する
- ProMicroをはんだで実装しなくて良いように、ソケットを利用する。
- ProMicroをはんだで実装しなくて良いように、スプリングピンヘッダを利用する。
ProMicroの干渉対策
Mill-Maxソケットを実装すると、基板から少し飛び出るのでNyquistのケース付属のスペーサーでは干渉してしまう。
このため、11mmのスペーサーを別途購入し取り付ければ良い。
DYMOのダイモテープで打刻テープを作ってみた話
はじめに
部屋の整理をしていると、統一感のある小物入等で整理することがあると思います。
ビンだったりZIPロックだったり、木箱だったりアクリルケースだったり。
でも、たくさん並べた結果、見事に統一感は出るのだけれど見た目が同じ過ぎて何がなんだか判らなくなったという経験はないでしょうか。
自分は木箱を4つ並べたときに、どれに何が入っているのかさっぱりわからなくなりました。。。
そんなあなたの救世主。DYMOのラベルキューティコンを紹介します。
ラベルキューティコン
使い方
使い方はとても簡単。
- 下部のグリップを強く押すと打刻。
- 軽く押すと打刻せずにテープ送り(キーボードでいうところのスペースキー)
- ハサミマークのところに合わせて強く押すとテープカット
おもちゃみたいな見た目同様、テープを噛みやすく合成が心配な作りだったりしますが、それでも出て来るテープには目をみはるものがあります。
テープの種類は複数あり、自分は黒と赤と緑を買いました。
作品
水差し
ネスプレッソのアクリルボックス
ほうじ茶入れのZIPロックケース
キーボード収納用木箱
写真撮り忘れた系
- デジカメのバッテリー充電器にどの機種のものか貼ったり。
- 木箱の中の小物ケースになんのパーツが入っているか貼ったり。
さいごに
本体(黒テープ1本含む)+テープ2本で、値段としては2800円ぐらいだったので、買いやすい値段だと思います。
会社でテプラはたまに使うのですが、印刷されたものとは違って、刻印されたテープという一味違った、安いんだけど安っぽさのない風合いのものが出来上がるので、インテリアとしてもおすすめできると思います。
キースイッチをホットスワップできるErgodoxの基板を作成して実際に組み立てた話
はじめに
以前、キースイッチとProMicroをホットスワップできるLet's Splitを作った話をしたが、今回はキースイッチとTeensy2.0をホットスワップできるErgodoxを作った話。
誰も作っている人がいなさそうだったので、Kicadで基板データを作成し、工場へ発注をかけ動作テストを行うと行ったなかなかの体験をしたと思う。
年始からコツコツと進めて本日完成したので記事にした。
リポジトリ
該当のPCBのデータはリポジトリに纏まっている。
Holtiteソケットとは
写真のようにソケットをPCBに圧着して、キースイッチやピンヘッダの脚が差し込めるようになる。 実装時の注意点は、スルーホールを突き抜けた際に、部品が曲がってしまうこと。
Build-Log
Ergodoxと作り方は変わらない。キースイッチとTeensy2.0をはんだ付けする代わりに、Holtiteを圧着すれば良い。
なお、当初IOエキスパンダもHoltite対応だと思いこんでおり、自分が用意した基板はIOエキスパンダの部分もHoltite対応のスルーホールのサイズになっているが、はんだ付けする必要がある。
1. 下準備
両手のパーツにダイオードをはんだ付けする。ダイオードの本体が来る面は、キースイッチが設置される面とは反対側になる。
もし向きを間違えても、この時点で問題ないので頑張っていっぱいはんだ付けする。
2. 左手
IOエキスパンダと3.5mmTRRSジャックをはんだ付けする。TRRSジャックの両端のスルーホールも忘れずに余ったリードではんだ付けする。
次にHoltiteソケットを圧着する。Holtiteソケットはとても小さいので、先がきゅっとなっているピンセットは必須。
3. 右手
3.5mmTRRSジャック、USB端子、抵抗をはんだ付けする。
Teensy2.0部分にHoltiteを圧着する。
Teensy2を挿入する。結構硬い。
いよいよ残りはHoltiteの圧着だけだが、画像の列のスルーホールピンセットでそっと真円状にセットしてやり、そこにHoltiteをそっと入れる。
ここがクリアできれば残りの部分にHoltiteを圧着する。
ケースにはめ込み、キースイッチを装着。
Falbatechのアクリルのスイッチプレートは厚みがあるので、スイッチ自体をガッチリくわえ込まないのでキースイッチは非常に取りやすい。
注意点としては、Kaihua Kailh Speed Switchesはスイッチ自体の厚みが足りず適合しないこと。ステンレスのスイッチプレートを利用している人であれば問題なく装着できると思う。
スイッチを装着。気分によってスイッチを変更できるのはとても良い。 普段使うキーはZeal、親指部分はCherry黒軸、あまり使わないModify部分はCherry青軸にしている。
キーキャップをはめて完成
キーキャップを装着して完成。今回はMassdropで購入したThe Amazing Chocolatier Custom SA Keycap Setを装着している。
Detolfで食器棚を作った話
背景
今まではIKEAのBILLYに扉をつけて酒器類を保管していたのだが、普段利用しない段はホコリが溜まってしまってゲンナリしていたのでホコリが入らないキャビネットとしてDETOLFを3台買った。
買ってから気がついたのだが、扉のところは隙間が5mm程度あるためモヘヤがついている隙間テープを貼っている。
参考
このページを参考に1台辺り厚み6mmと4mmのテープを用意し、上側と右側を6mm、下側と左側を4mmで貼り付けている。
結果
重量が1台40kgあるので、3台作ったら全身筋肉痛になった。
出来上がったものは満足の行く出来。高さとしてはグラスはちょうどよいが、陶器類は高さが余ってしまうようだ。
あとは、高さがあるので地震対策はしておいたほうがよさそう。
マンゴープリンのタルトを作った話
マンゴープリンのタルト
レシピ
分量としては6号のタルト生地に満タン装填できつつ、1カップのマンゴープリンが余分にできるぐらい。
タルト生地は6号のものをAmazonで購入。 www.amazon.co.jp
材料
- マンゴー缶詰 1缶
- 砂糖 小さじ1.5
- 牛乳 250cc
- ゼラチン 5g
手順
- マンゴー缶を開けて、身の部分だけミキサーに入れてピューレ状にする。
- 牛乳 200cc と砂糖を加えて、沸騰直前まで煮る。
- ゼラチンを牛乳に投入し溶かす。
- 牛乳50cc をマンゴーピューレに入れてミキサーにかける。
- 牛乳にミルクマンゴーピューレを投入
- タルト生地に入れて、冷蔵庫で冷やし固める
フルーツ
いちご、冷凍ブルーベリーを盛り付けてある。
冷凍のブルーベリーは生のブルーベリーとくらべて、強度が足りない。
一度凍らせて解凍しているため細胞壁が壊れてダラダラなのと、水分量が多くキッチンペーパーで水分をとって使っている。
次からは冷凍のブルーベリーは使わないと思う。。。