Epsonのプロジェクタをリビング導入した話
大学院の同期にそそのかされて、中古で1万円程度のEpsonの超短焦点プロジェクタ EB-485WTを導入した。
まずは結論
AppleTVとPS4を接続することで日頃のエンターテイメント行為はすべてこちらに寄せることができた。
AppleTVはリモコンやiPhone/iPadのRemoteアプリからコントロールできるし、AirPlayで画面を写しだせるのがよい。AppleWatchのRemoteでも操作できるので、ソファに座っているときに移動するのが面倒なときはAppleWatchでの操作できるのが面白い。
特に、iPadをミラーリングして大画面で両面の楽譜を表示できるのは大変便利。ただもう少し解像度が欲しいので、4kプロジェクタに期待だろうか。
HomePodが外部入力に対応しているなら、買ってもいいかもしれないなと思うぐらい環境が良くなった。
本体1万 + スクリーン等のアクセサリ2万円の合計3万ぐらいで快適な作業環境が一つ追加されたので大変満足した。
このモデルはカメラが付いていて、ホワイトボードやテーブルに投影した部分に専用ペンで書き込み保存できるので色々遊べそうなおもちゃだと思う。
できるようになったこと
- 1080pの解像度で90インチの画面表示
- AppleTVで動画再生
- AirPlayでiPhoneの画面をミラーリング
- AirPlayでiPadの画面をミラーリング
- AirPlayでMacの拡張ディスプレイ
- AppleWatchのRemoteでコントロール
- PS4でゲーム
- HomeBridgeへプロジェクタの組み込み
購入したもの
追加購入したもの
プロジェクタは中古のためリモコン/天井取付キット/ペンが付いていなかった。また、足もないのでホームセンタでM6のアジャスタを3つ購入している。
エレコム HDMI切替器 自動切替機能 【PS3/PS4/Nintendo Switch動作確認済み】 3入力1出力 HDMIケーブル付属(1m) DH-SW31BK/E
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: Personal Computers
導入
スクリーン
90インチのスクリーンは重たいのかと思ったがとても軽い。そしてとても大きい。
シワ問題
盲点だったが今回購入したロールタイプスクリーン、横ロールだった。
筋交いの形で四方に伸びたロッドに取り付けるのだが、スクリーンに均等に荷重がかからないので微妙にたわみ、スクリーンに凹凸が生まれている。
ロッドを微調整できるようになっているものの歪みは直せず、Apexのジップラインが微妙にたわんで見えるぐらい。
また、スクリーンの左側に縦のシワがあるため、背景色が白のものを写したときに気になる。2x4で柱を立てて、コンパネにスクリーンを張るしか無いかなぁ。。。
スクリーンサイズがとても大きいので動画を見ている分にはそんなに歪みは気にならないので一旦は置いておくことにした。
Homebridge接続への組み込み
EB485-WTの仕様でJBMIA PJLinkに準拠しており、ホームネットワークに接続すればhomebridgeでスイッチ操作できる。
同様のモジュールでhomebridege-epson-projector があったが、こちらは動作しなかった。
(https://github.com/valkjsaaa/homebridge-epson-projector)
我が家はHueとSwitchBotで電球と蛍光灯を制御しているので、シーン「くつろぐ」を実行すると部屋の明かり制御とプロジェクタの起動が一度に行われる。
画面の遅延はなし
PS4を接続してAPEXをプレイしてみたが遅延は気にならなかった。
一応60Hzで稼働しているので、液晶モニタでプレイするときと変わらないようだ。
PS4でHDMI切替器を利用する際の注意点
PS4のHDMIは電圧が弱いらしく、HDMI切替器に電源が無いものを利用するとPS4に接続したときに画面が映らないといったケースがあるらしい。
一応、電源を接続しなくてもPS4は使えているが引き続き注意する。
杉の羽目板を買ったので部屋を模様替えした話
概要
アウトレットの杉の羽目板が安かったので、ずっとやってみたかったディアウォールに木の壁を作るというDIYをやってみた話
羽目板
楽天で羽目板で検索したらアウトレットが出てきたので塗装前提なら大丈夫と書いてあったので塗装前提で買うことにした。
サイズは 10x160x1985が10枚入っているので、だいたい横幅2mで高さが170cmぐらいの木の壁ができる。6148円だったので2セット買った。
取り付け方法
よくDIY系でよくある1x4を使った壁はあるのだけれど、購入した杉の羽目板はとても軽く、本実目透し加工されているので基本的にはレゴみたいに差し込んで重ねていけば良い。
本当はボンドと隠し釘で施工していくのだけど、面倒だったのでビス止めした。
完成品
2つの壁にそれぞれ取り付けて完成。冷蔵庫を買い替えて床に放置していた電子レンジもおけるようになったのでこれも買い換えようかな。
Tourboxとファインチューンペグの話
前から気になっていたTourbboxとファインチューンペグを買ってみた。
Tourbox
左手用デバイス。主にAdobeXD, Jetbrainの各種IDE操作用。レツプリとサイズ感が合うのがまた良い。
ダイヤルとノブがついてて、フォントサイズを増減させたり、IDEのタブを移動したりするのに使えるのが特徴。
特に、JetbrainのIDEはショートカットが多すぎて覚えきれないので、このデバイスに登録してやっとこそさ使えるようになってきた。yabaiのウィンドウ操作も登録している。
管理ソフトウェアの出来はそれほど良くなく、アプリ切り替えに自動でプロファイルが切り替わらない。このあたりはケンジントンのTrackballWorksを見習ってほしい。
このあたりはアップデートで修正されるのを期待しよう。
ファインチューンペグとテールピース交換
しまむらストリングスの技術者の人に取り付けてもらった。
ギターのようなギア入りのペグで、アジャスターみたいにチューニングできるようになっている。ギア入りなので弦を交換しても巻き戻ることがない(伸びることはあるけど)
素晴らしい製品だと思うのだけど、なんでデフォルトでつけないんだろう?
木製のペグにこだわりがあるんだろうか。
ちなみに、音が悪くなったかというと全然違いがわからない。プロにはわかるんだろうか?
ウィットナーのアジャスター付きテールピースも、黒檀の普通のテールピースに交換してもらって、なんか普通のバイオリンみたいな見た目になった。よき。
今回のペグ交換と合わせて、ド素人丸出しの「A線の開放がたまに引っかかって鳴らない時があるのが気になる」という相談をしたら、A線がなりきらないみたいなので魂柱調整するということに加えて、全体チェックでナットの部分が削れているのを見つけてもらった。
このまま削れて行くと他の弦に当たってしまうとの事だったので、一緒に直してもらうことにした。
A線が鳴りきらない問題は、楽器にも個性があるので魂柱調整で治るかやってみないとわからないけど。。。という話だったが、結果的にA線を鳴らすときにちゃんとドライブかかって鳴るような感じになってた。
(あとなんか艶っぽくなるようになってる気がすると思ったけど、修理中借りてた備品のバイオリンとの違いかもしれない)
技術者の人曰く、買って一年の良い楽器だから、使い込めばもっと鳴るようになるよとの事だったので、買い換えずにこのまま使い続けよう。
Work From Homeを2ヶ月続けた話
お題「#おうち時間」
Work From Home
COVID-19のため、今まで以上に家にいることが多くなった。
幸い、勤務先はリモートワークを推奨していて、フロントエンドエンジニア業をしていることもあってか、特に問題なくリモートワークできている。
良い面もあれば悪い面もあったので、緊急事態宣言が解除された記念としてまとめておこうと思う。
朝起きてすぐ働ける環境は理想的か?
通勤って無駄オブ無駄だよねって気持ちに激しく同意する。
が、一点だけ落とし穴があった。
AppleWatchで運動量を記録していて愕然としたのだが、通勤とmtgによる移動がないことで一日あたりの運動量がほぼ0に近い値まで減った。
ドン引きするレベルで減ったので、意識して以下のような運動をしていた。
- 朝のラジオ体操
- 有酸素運動としての散歩
- 筋トレ(StreakWorks)
活動量計と運動用のアプリで運動する習慣を意識的に維持しないと、体ががたがたになるのではないだろうか。
健康面は?
一日家にいるので外食するのがめんどくさくて、3食とも自炊した。
メニューはだいたい以下のような感じ
- 朝:両手いっぱいのサラダ、目玉焼き、肉80gぐらい。
- 昼:両手いっぱいのサラダ、メインの1品、炭水化物としてパスタ/チャーハン/米
- 夜:両手いっぱいのサラダ、メインの1品、炭水化物
サラダは事前に仕込んでおいたチョップドサラダが多かった。あとはフードプロセッサで大量にみじん切りした人参のまりね。
メインの1品は低温調理器で作り置きしておいたローストビーフ、ローストポークだったり、安く仕入れた鶏肉を大根と一緒に出汁で煮込んだものが多かった気がする。
前述の意識して運動するようにする生活と、生活の両輪により、とても健康的な生活になったので、体重がピークのときに比べて9kg落ちて筋肉がついた。
結果だけ見ると、出勤する生活よりも健康だったといえる。
家=職場はお金がかからない?
一日三食全て自炊していたため、食費ぐらいしかお金は使わなくなってた。飲み会もないので酒代もかからない。
電気代はずっと家にいるため3000円/月ぐらい増えていたが、職場に出勤した場合は、昼と夜は外食だったので、1.5日分の食費と考えると十分ペイできる。
というように、一見すごい良いように見えていたのだが、6万円ほど設備投資をする羽目になったのでトントンといったところだろうか。
以降、買った順に記載していく。
余っているスピーカを使いたくなった
家で仕事をしていると、オーディオスピーカーから音楽を流したくなったので、3000円ほどということもありアンプを買ってみた。
Bluetooth接続では動画を見ると音が遅延するようだったので、USB接続で利用している。
スピーカーは倉庫に入れっぱなしだったYamahaの10Mを接続している。
こんなに小さいのにちゃんと音がなるのでとても満足している。
体を支えてくれる椅子が必要
最初の1ヶ月はハイバックじゃない椅子で頑張ってみた。この頑張るという行為が結果的にはだめで、体を痛めてしまった。原因は椅子の背もたれがないせいで、体が支えられていないためだと思う。
# 肩甲骨の中心から少し下のあたりがじわじわと痛むようになってしまった。
緊急事態宣言発令中ということもあって、店で実際に座って椅子を検討するのもリスクがある。
体の痛みは待ってくれず、途中で限界がきてAmazonで評価が高くてまぁまぁ安かったGTRacingのオットマン付きのゲーミングチェアを買った。
青色だと4000円オフのクーポンがついていたので、2万円ぐらいだった。
結果的には賭けに近かったが、これに切り替えてからは、背中の痛みも治まってきたので満足している。
不満点は、キャスターの動きが悪いことと、肘置きの高さが足りないので、腕が支えられないことだろうか。これはえいやで買ってしまった弊害。
NFCタグ
iPhone11ProはNFCタグリーダーがついていて、ホームオートメーションのトリガーにすることができる。
Amazonで1300円ぐらいだった。
我が家は電気をHueで揃えていて、DysonのPure Hot + Coolもhomebridge配下で管理しているのでもともと、iPhoneのホームアプリから制御していたが、タグをトリガーでできるようになった。
朝、机に着席するとともに、WFHタグにiPhoneをかざすと、寝室の電気が消えてデスク周りのライトが白色で点灯する。仕事を終えてRelaxタグにかざすと暖色になる。といった使い分けをしている。
寝室の入り口にも貼ってあって、そこにかざすとDython Pure Hot+Coolが稼働するとともに、寝室以外の明かりは消灯し、寝室は薄暗くなる。
超便利。
ランニングシューズ
運動量が増えたため、一日4kmほど散歩するようになったのだけど、ローファーで歩いていたので足が痛くなったので、ちゃんとした運動用のシューズを買った。
3000円ぐらいだったが、クッション性が高くて歩きまわってもかかとが痛くならなくなった。もっと前から買っておけばよかったと後悔した。。。
Thunderbolt3 Dock Pro
1/3以上の机の面積がもので使用されているとストレスが溜まる。
物で溢れるとはどんな状況を示すのかを、端的に表すとこのような状況ではないだろうか。
スパゲッティコードである。
MacbookPro15インチにTypeC Hubが刺さっていて、そこからケーブルが乱雑に伸びている。ケーブルの長さや向きが揃っていないので美しくない。
今までは長期間家にいなかったので、あまり気にならなかったのだが、一度気になると止められなかった。人の心には悪魔が潜んでいるのか、ついに我慢できなくなってThunderbolt3 Dock Proを買った。
Amazonのタイムセールで3万円と、Hubに出す金額じゃないなと思ったのだが、ケーブル一本でこのもやもやが消えるならありか、と思ってポチった。
机の上がとても綺麗にまとまったので、結果的に満足している。ただ、本体の温度が触るとMacbookPro程度に熱くなっているので、ヒートシンクは別途手配中。
結論
結果的に、家での仕事も快適にできたし、必要な設備もまぁ必要な収支内で収まったように思える。これを機に今後もずっとリモートワークできるといいなぁ。
Let’s Split BLEを単三電池かコイン電池で動くようにした話
以前から会ったらいいなと思っていた、直線の単三電池x2の電池ケースが秋月で取り扱われていた。 akizukidenshi.com
寸法の入った図面もあったので、3Dプリンタで電池ケースの受け皿になるパーツを作成。レツプリに取り付けてみた。 手前がエネループx2が入るレツプリで、奥がコイン電池を差して動かすレツプリである。
時系列的には、コイン電池がきれいに刺さるマウンターを作成して、ほっこりしていたのだけれどコイン電池は再利用できなくて電池が切れるとコンビニに買いに行くというエコじゃない循環が出来てしまっていたのでエネループで動かしたい欲がでたため、冒頭に至る。
コイン電池版は、見た目がすっきりしているし各コネクタへのアクセスを邪魔しないのでとても気に入っているのだが、エコにしたい欲は勝てなかった。 今は左手用(コイン電池) の電池ケースの受け皿を印刷中なので明日にでも取り替えようと思う。
BamのHIGHTECH L'ETOILEではなく杉藤楽弓社のマイスターシリーズM1を買った話
元旦あたりからバッハの2つのバイオリンのための協奏曲の第一バイオリンを練習し始めて、ある程度弾けるようになってきた。
仕事も一段落したので、ここいらで自分への褒美として弓をアップグレードしたいなと思っている中、BamのスカイブルーのHighTechのケースを知る。
アルミx革だと勘違いして、ロマンあふれる製品じゃないか!弓よりも先にケース追加しとくか!とテンションの上がった状態で本家のサイトを見ていたら、実はアルミに見える部分はアルミではなく、ASBと発泡剤でできた3層構造の特殊素材という記述を見てめでたく冷めた。アルミが良かったなぁ。。。
- Shells made of the Bam Hightech technique : a triple-ply structure made of high performance materials (ABS, Airex foam, another type of ABS)
そうしてケースへの未練はなくなったので、当初の予定通り弓のアップグレードの検討を始めた。
海外メーカーの弓が多いみたいだったので、御茶ノ水のクロサワバイオリンで試奏させてもらおうかなと考えていたら、国内の杉籐という弓メーカーを見つけた。
会社概要を見ていたら、まさかの実家の近くで何度も車で前を通った事がある場所ということがわかり、何か困ったことがあれば、実際に対面で作ってる人に聞きに行けるだろうと思い、このメーカーの弓を買うことに決めた。
しばらく買い換えるつもりはないので、良いやつ買っておくか!と思ったのでマイスターシリーズのMIという弓にした。
公式オンラインショップは定価購入だが、以下のサービスがあり問題なさそうだったので購入。即日発送されて、翌日の今日届いた。
- 1年後に弓の毛の張替えが無料
- 1年以内に、自分のせいで壊しても半額の値段で同じものを用意してくれる
- 松やにをつけて試して、合わなければ返品できる
届いた弓は59gで、持った瞬間思ったのが「軽っ」と思ったぐらい軽い。
実際にいつもの練習を始めてみたら具体的に以下の違いがあり、確かに11万円分の価値を感じた。この違いは感覚的にカメラで言うとキットのズームレンズから単焦点レンズに変えた感じに近い。
- 今までの弓だとかすれた音になる弓の重さ/量でも、かすれた音にならない。
- 弦の鳴らし始めが柔らかい音ででる。
- 移弦の時に、思った通り移弦できる。(今までのは思いみたいでちょっとタイムラグがあった)
- 少し傾けると弦に吸い付いて、重音が大変引きやすい。
- 材が柔らかくなったので、バイオリンに吸い付けやすくなった。
特に重音がずっと弾きにくかったのだけど、すごい弾きやすくなったので大変満足。これからも練習を続けよう。