43インチの4kディスプレイを採用した話
会社の人達が43インチディスプレイでコーディングをしているのを見て、どんなものなんだろうと気になったので自宅用に買ってみた。
結果としては大変満足行くものだったので、場所の条件を満たす人には是非オススメしたい。
購入したもの:43UD79T-B
- 出版社/メーカー: LG Electronics Japan
- 発売日: 2017/10/13
- メディア: Personal Computers
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ディスプレイとして対象として選定した条件は下記。
- 4Kであること
- USB Type-C 端子でディスプレイ表示できること
- USBハブ機能を有していること
最初はウルトラワイドモニターも検討範囲に入れていたのだけれど、どうやら高いことがわかったので諦めた。
(現時点では15万ぐらい行ってしまう。。。)
将来定期にMacbookProを買い替えた際に、MacbookProを充電しつつディスプレイ表示を1本のケーブルでできるといいなと思っていたのだけれど、充電はパワーが足りないらしい。まぁ、現状はUSB TypeCの機器はないので、USBハブの機能を持つだけでも十分かと思った。
そして何より値段が10%オフで63000円というのが胸熱。
設置前
設置前の写真。なお、写真に写っている27インチの4kモニターとモニターアームは後輩が引き取ってくれた。
設置後
でかい、そして広い。ひと目でディスプレイに写った全情報を把握するのには無理があった。ある程度首を振る必要はある。 あと、ディスプレイ面と顔までの距離はある程度必要になるので、机の奥行きがある人じゃないと使い難いと思う。
ただ、それらを超えた先にあるのは圧倒的な快適さがあった。
良かったこと
3780x2160の最大サイズにしても文字が読みやすい。
今までの27インチディスプレイでは、4kサイズにするとフォントを大きくしないとろくに文字が読めなかったのだけれど、さすがに43インチディスプレイになると標準の文字サイズでも十分。
Atomのフォントサイズはデフォルトの14よりも12-13 ぐらいにするとちょうどよいかも。8にすると流石に小さくて文字が潰れた。
USBハブが不要になった
ケーブルが1本机の上から消えた。
モニターにはInfinity ErgodoxとSlimbladeを指して、アップストリーム用のUSB TypeCポートをMacbookProに接続している。
Infinity ErgodoxのHubに指すと認識しない問題が改善された
単純に仕様の問題だった可能性が高いのだが、LG側に指したことによって直接MacbookProに刺さなくて良くなった。
これにより、MacbookPro本体の取り回しが良くなったので言うことがない。
駄目だったこと
購入前から判っていたことだが、USB TypeCポートがあるものの、1本のケーブルでディスプレイ転送、データ転送、充電の3つをこなすことはできないらしい。
まぁ2本ケーブルが必要になるだけなのだろうが、なるべくケーブルを無くしたいと考えている人にとっては気になるポイントかも知れない。数年後の技術発展に期待しよう。
ウォールシェルフを再構築した話
去年の7月に、ウォールシェルフを組み立てた。
hidekingerz.hatenablog.com
なのだが、動線を考えると思ったより使い心地が良くなったのでGWに組み直してみた。 結果としては大変満足している。
壁側
L字型の机の構成は思ったより使い勝手が悪かったので壁に沿って一直線に並べることにした。
こちらのほうが前に比べて使いやすいのと、部屋に光が取り込まれるようになった。
窓側
余った有孔ボードを壁にした。後日下側にも追加しようと思う。
今は道具掛けとして利用中。
全体
観葉植物を買った事により、もっと綺麗に飾りたくなったので部屋の動線を含めて再考した甲斐があった。
今回のポイント
シェルフと机の統一感
下記2点によるポイントで、机とウォールシェルフの一体感が崩れないようにしている
- モニターアームを使って「机の天板とモニター株までの距離=棚板とモニター上部までの距離」にした。
- 机の天板とウォールシェルフの棚の高さを揃えた
リュック掛けを追加
IKEA BJÄRNUM ビャーヌム
ヘッドホンハンガーにしようと思って買ったものの、使っていなかったので今回初使用。
www.ikea.com
帰ってきて床に置きっぱなしになっていたリュックを吊るすことができるようになった。もちろん、使わないときは折りたたむことができる。
ウォールシェルフ上に無線スピーカーを設置
Qtuo Bluetooth
今までは jbl pebbles を使っていて、音的には全く気になっていなかったのだけれど有線なので机の上が片付かないので購入。
AnkerのSoundCoreシリーズも良さそうだったが、こちらはアルミ筐体で見た目が落ち着いていたのでこちらにした。
今ならセールで4000円。
バッテリー駆動もできるし、充電しながらの利用もできるので言うことがない。充電ケーブルをはずしてやれば見た目がとてもスッキリするので良い。
Qtuo Bluetoothスピーカー 20W低音強化 アルミニウム合金 8時間再生可能
- 出版社/メーカー: Qtuo
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音質的にはPebblesはやはり名品だったんだなーと思う程度に音が若干こもって聞こえるが、PC側の利用はストリーミング再生のみなので全く問題ない。
むしろ小型かつUSB給電でここまでいけるなら、もう場所が取られるオーディオシステムとかいらない気がしてきた。
無線最高。
セパレートキーボードのためにデスクの天板に配線孔を作った話
Let'sSplitやNyquist, Ergodox, Helixを普段利用している人たちは、TRRSケーブルがが机の上を這いずり回って気持ち悪いと思ったことがあるはず。
TRRSケーブルがいつも邪魔をしてくる感が半端ない。
ふと、配線孔を作った良いじゃないと思い立ったので、近くのホームセンターに行って作ってみた。
買ったもの
ドリル 22mm
ホールソーだと思って買ったけど、実際はボアビットなるものらしい。違いはよくわからないけど、IKEAの天板に打ち勝ったので問題ない。
https://www.amazon.co.jp/SK11-エスケー11-22MM-木工用ドリル-ボアビット/dp/B003EIEE66
水道管用コネクタ
呼び経が1/2のものを2つ購入した。
横受
ケーブルの落下防止に2つ購入。
作り方
- ボアビットで穴を開ける
- コネクタをホットボンドで固定する。
- ケーブルを通す
- 左側の配線孔に横受を固定する。
- 完成
完成品
穴あけ楽しいし、机の上もスッキリした。
一応、ディスプレイの脚に沿って穴あけしているので、見た目のラインが揃っているのでケーブルがあまり気にならなくなった感がある。
左手
左手側は最初にやったので、ホットボンドがはみ出て仕上がりが汚くなってしまったので横受で隠した。
AKG K702の脱着できるミニXLRケーブルを通している。
右手
残念なことにKensingtonのトラックボールのコネクタが通らなかったので、最初ここには通せなかった。
ただし、2時間後に耐えきれなくなって、コネクタをデザインナイフで矯正ダイエットさせて配線孔に通るサイズにして、とても快適なデスクになった。
収納用のキャスター付き木箱を増設した話
以前作成したウォールシェルフにぴったりサイズの積み上げ木箱をキャスターを付けて引き出しやすくした。
ウォールシェルフ
木箱の作成
材料
木箱
いつもの通り、IPC DIY lab.で木箱を購入。
キバコ 商品一覧ページ | IPC DIY Lab.(DIYラボ)
キャスター
Amazonで30mmの車輪のものまとめ買いしたが、今回のキャスターは木箱の裏蓋の突起に引っかかるものだった。
もっと小さいものを選んだほうが良かった。
取り付け
側面の板に対して、下穴を開けてからネジを締める。
内側の取り付け穴はネジが板を貫いてしまうので、特に取り付けずに使用している。
4つ取り付けて完成。
完成
ぴったり
キースイッチをホットスワップできて、ProMicroも交換できるNyquistを組み立てた話
先日、キースイッチをホットスワップできるNyquistを組み立てた話を書いた。
hidekingerz.hatenablog.com
今回はこれに加えて、ProMicroをはんだ付けせずに交換できるようにした。写真は完成した2セット分のNyquist。
ビルドログ
Nyquistなので、下記の公式を参照のこと。
Nyquist · Keebio Documentation
主要コンポーネント
Mill-Maxソケット
キースイッチが60個あるので120個必要だった。Let's Splitのほうがエコではある。写真のように、スイッチプレートに嵌めたスイッチにソケットを指す。
その後、PCBにはめ込み、ソケットをはんだ付けすれば良い。
なお、ハンダを盛りすぎてソケットの中に入れないように注意すること。
ProMicro
スプリングピンヘッダ
スプリングピンヘッダはここで購入することができる。
yushakobo.jp
ProMicro側は綺麗にハマりある程度抜けない状態にはできるが、NyquistのPCB側のスルーホールは経が大きく、スカスカだったのではんだ付けして固定した。
保持力
肝心の保持力だが、PCBやProMicroにはんだ付けしているわけでは無いので、がっちりと保持しない。むしろProMicroのコネクタにケーブルを指しただけで外れてしまうレベル。 保持力の強さで言えば、Let's Splitに取り付けたHoltiteのほうが保持力が強かった。
しょうがないので、底板を取り付ける際にゴム足がProMicroを支えるように貼り付けたらちょうどいい感じだったので、当面これで行くことにした。
ProMicroとケースの底板の干渉対策
Mill-Maxソケットを実装すると、基板から少し飛び出るのでNyquistのケース付属のスペーサーでは干渉してしまう。
このため、11mmのスペーサーを別途購入し取り付ければ良い。手持ちになかったので、標準でついてきたスペーサーに更にスペーサーを追加している。
総括
Nyquistは格子型配列のキーボードとしてはサイズや形的に一番気に入っている。
Let's Splitも小さくて気に入っているのだけれど、パスワードを入力をする際にどうしても数字や記号が打ちづらく感じていたので、Nyquistがちょうど良さそう。
オープンソースではないので、ケースがサンドイッチタイプのものしか無いのが難点かもしれない。
なお、親指をうまく使うという観点で言えば、Helixが良さそうなのだけれど、Ergodox-hsもあるし使い分けていけば良いのかなという気がしている。しばらくは両方使ってみて格子型配列じゃなければどうしてもだめという感覚になったら、Helixを買おうかな。
キースイッチをホットスワップできるNyquistを組み立てた話
haru-akeさんからCherryMX軸であれば、Mil-Maxから出ているソケットでHoltiteの代わりにできると聞いたので、Nyquistのキースイッチをホットスワップできるようにした。
もう少し早めにできると思っていたのだけど、仕事が繁忙期になったためあまり進まず。。。
結局1ヶ月かかって、キースイッチがホットスワップできるNyquistを作った。
なお、Nyquistは2set用意しており、それぞれ異なるProMicroのモゲ対策を採用する。
今回作成したものはグルーガンで固定する形にしている。次回はHelixで採用されているスプリングピンヘッダを利用して、Nyquistに組み込んでみる事にした。
結果として問題なく作れたので、ナレッジを以下に残す。
ビルドログ
Nyquist · Keebio Documentation
Mill-Maxソケット
Nyquistの場合、キースイッチが60個あるため、ソケット自体は120個必要。
Holtiteの場合は、PCBソケットに圧着して実装したが、このソケットはPCBにはんだ付けして利用する。このソケットを利用する最大の利点は以下の2点。
- CherryMXのスイッチであれば利用可能
- PCBのスルーホールの径を変更する必要が無い
- 1個あたりのソケットの価格がHoltiteソケットと比べて10円安い
完璧なように見えるが、コントローラーまではホットスワップ対応はできないので、ProMicroのもげる問題に対しては別途対策が必要である。
なお、余談にはなるが通常のErgodoxのPCBでもこのソケットは利用できた。
ProMicroのモゲ対策
方法としては大まかに3種類ある。今回採用したのは2番目。次回は3番目を採用する。
- 基版に対して素直にはんだで実装し、コネクタ部分をグルーガンで固定する
- ProMicroをはんだで実装しなくて良いように、ソケットを利用する。
- ProMicroをはんだで実装しなくて良いように、スプリングピンヘッダを利用する。
ProMicroの干渉対策
Mill-Maxソケットを実装すると、基板から少し飛び出るのでNyquistのケース付属のスペーサーでは干渉してしまう。
このため、11mmのスペーサーを別途購入し取り付ければ良い。
DYMOのダイモテープで打刻テープを作ってみた話
はじめに
部屋の整理をしていると、統一感のある小物入等で整理することがあると思います。
ビンだったりZIPロックだったり、木箱だったりアクリルケースだったり。
でも、たくさん並べた結果、見事に統一感は出るのだけれど見た目が同じ過ぎて何がなんだか判らなくなったという経験はないでしょうか。
自分は木箱を4つ並べたときに、どれに何が入っているのかさっぱりわからなくなりました。。。
そんなあなたの救世主。DYMOのラベルキューティコンを紹介します。
ラベルキューティコン
使い方
使い方はとても簡単。
- 下部のグリップを強く押すと打刻。
- 軽く押すと打刻せずにテープ送り(キーボードでいうところのスペースキー)
- ハサミマークのところに合わせて強く押すとテープカット
おもちゃみたいな見た目同様、テープを噛みやすく合成が心配な作りだったりしますが、それでも出て来るテープには目をみはるものがあります。
テープの種類は複数あり、自分は黒と赤と緑を買いました。
作品
水差し
ネスプレッソのアクリルボックス
ほうじ茶入れのZIPロックケース
キーボード収納用木箱
写真撮り忘れた系
- デジカメのバッテリー充電器にどの機種のものか貼ったり。
- 木箱の中の小物ケースになんのパーツが入っているか貼ったり。
さいごに
本体(黒テープ1本含む)+テープ2本で、値段としては2800円ぐらいだったので、買いやすい値段だと思います。
会社でテプラはたまに使うのですが、印刷されたものとは違って、刻印されたテープという一味違った、安いんだけど安っぽさのない風合いのものが出来上がるので、インテリアとしてもおすすめできると思います。